★ヒザ痛の原因は一つではない。結果だけ緩和しても、原因の原因は無くならない!★
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ヒザ痛=O脚度xスポーツの歩数x靱帯の緩みx体重x(年齢) となります。
★ヒザ痛の原因は一つではない。結果だけ緩和しても、原因の原因は無くならない★
ヒザ痛=O脚度xスポーツの歩数x靱帯の緩みx体重x(年齢)
【結果】 ヒザの痛み
↑
【原因】
①ヒザ軟骨のすり減りによる炎症 →水が溜まる
②滑液(ヒザ軟骨の潤滑液となる体液)の不足による潤滑不良
↑
【原因の原因】
A: スポーツやひねりで、ヒザの靱帯が伸びた →軟骨の片当たり→軟骨のすり減り
B: O脚 →軟骨の片当たり→軟骨のすり減り
C: 体重
D: 加齢により、コンドロイチンの日常の食生活からの吸収率が落ちた。
→滑液を生産する滑膜の機能が落ちる。
E: 加齢により、グルコサミンの日常の食生活からの吸収率が落ちた。
→軟骨を再生する速度が落ちる。
F: 正座などの和式の生活習慣 →軟骨の角が当たり、すり減りが加速する。
みなさんは、ヒザに痛みが出たら、どうされますか?
【溜まった水を抜きますか?】
・ヒザに水が溜まったから、水を抜いた。という話は良くあります。
・「水を抜いたら、クセになる」と言う話も良く聞きます。
「水を抜いたらクセになる」のではなく、
「水を抜いても、炎症の原因に対処していないから、また水が溜まる」のです。
ここで、炎症を起こしている、「原因の原因」を調べないと、痛みは慢性化してしまいます。
「ヒザに水が溜まる」というのは、これ自体はからだの防御反応なんです。
「これ以上、ヒザの関節の軟骨がへってしまい、関節の間がせまくなると、
半月板がすれてしまいますよ。とか、骨が直接あたってしまいますよ」というサインなのです。
「骨と骨が直接当たらないように、”しかたなく”体液をヒザの関節に導いて、
液で膨らまして、なんとか骨が直接当たらないようにもがいている」ということなんです。
そういう反応が「水が溜まる」ということなんですね。
ヒザ関節のケアは、いくつかのアプローチの仕方があります。
根本治療としては、ヒザがO脚などを矯正して、関節が平行に当たるようにすることが、予防も治療もかねて最も根本だと思います。
それ以外にも、グルコサミンなどで、摩耗した軟骨の補修の補助をしてあげるのも有効ですね。
まとめのひとこと。
「水を抜いても解決にはならない。強いO脚は整体院で。
ちょっとしたO脚やひざ痛なら正しい歩行でヒザを正し、 最適なサプリで回復をサポートしましょう!!」
【ヒザにヒアルロン酸注射をするが、定期的に打たないといけないのよね~!】
!??? ちょーっと待った~~!!
ヒアルロン酸注射は、関節内に潤滑剤を強制的に追加するので、即効性があります。
しかし、ヒアルロン酸は水溶性ですので、関節包の内側に注射針で注入しても、
体にしみ出し、 2週間程度で、関節包から全部出て行ってしまいます。
(その分、お肌はピチピチになりますが(^_^;)
【O脚の影響は大きい!】
日本人は欧米人に比べ、O脚の方が多いです。
O脚は、ヒザの内側の軟骨が片当たりし、軟骨の摩耗が異常に進みます。
O脚の原因は、単にヒザの関節が曲がってのO脚になることはまれで、
ほとんどの方は「内反膝」と言われる股関節の影響でヒザが開くことや、
(図に示す、大腿骨の内旋のひねりの矢印:これにより、ヒザが内側を向く)筋肉のアンバランスでヒザが開くことが多く、
外側の側副靱帯の緩みや軟骨の摩耗も助長しますし、伸びた靱帯も回復しにくい状態に陥ります。
こういったO脚の矯正は、整体院で行っておりますので、ご相談ください(^^)/
O脚で、ヒザ軟骨に摩耗があっても、 年齢が若いウチは、グルコサミンの吸収率も高く、軟骨の再生速度も速いのですが、無理な運動や、加齢でグルコサミンの吸収率が落ちると、摩耗に再生が追いつきません。
将来(すでに、今、痛いかもしれませんが)の膝痛防止と、若い方でも、選手生命を伸ばす為にも、O脚は治しておいた方が良いですよ!
特に、女性は 美容的にも、すらりとした脚でいたいですよね (^^)/
O脚矯正の事例はこちら
なお、ヒザは、左右の側副靱帯と、内部にある十字靱帯によってずれないように固定されてます。
どの靱帯が伸びたりしているかをチェックすることは、故障対処には重要です。
当院では、下記のテスト法(YouTube動画)を用い、靱帯の損傷箇所を絞り込み、治療の方針を決めております。
1 前方引き出しテスト(Anterior Drawer Test)
2 ラックマンテスト(Lachman Test)
3 後方引き出しテスト(Posterior Drawer Test
4 外反ストレステスト(Valgus Stress Test)
5 内反ストレステスト(Varus Stress Test)
【カラダの内側から、栄養面でヒザを治すには!!??】
皆さん、ヒザが痛いとき、どういった栄養やサプリメントがいいと思いますか??
①コンドロイチンですか?
②グルグルグルグル グルコサミンですか??
③煌潤に代表されるような、ヒアルロン酸系サプリメントですか?
どれが、いいんでしょう~ね~~。
当院はこう考えますが、皆さんは、病院で診断の上、先生のアドバイスに従ってくださいね!
【軟骨の摩耗がすり減っている痛みには】 軟骨の再生を補助する グルコサミン
【靱帯が伸びたり、腰痛で椎間板の弾力がなくなったりしている場合】コンドロイチン
【滑液が不足し、軟骨が滑らず、正座などが出来ない場合】 コンドロイチン
コンドロイチンは、滑液を作る滑膜の栄養となります。
なので、コンドロイチンをお勧めしてます。
あれ、、あれ、、、 皆さん、気がつかれましたか??
ヒアルロン酸が出てきませんね~~。
ヒアルロン酸は、経口(食べて)で摂取する場合、分解されて 一度全身に広がります。
なので、集中的にヒザに効果が出るのは、かなりの時間と高濃度のモノが必要で、サプリメントレベルでは効果が薄いと考えてます。
その替わりとして、
実は、人間は自分でヒアルロン酸を作る機能があります。
関節包の内側は滑膜というやわらかくひだのある組織でおおわれています。
滑膜は滑液というヒアルロン酸に近い液を分泌し、関節の動きをなめらかにします。
滑膜がヒアルロン酸を作り出す機能は、加齢で機能が落ちるのですが、
滑膜がヒアルロン酸を自分で作る助けをするのがコンドロイチンです。
ですので、【自分で、カラダの内部で、そして一番必要な関節の内部でヒアルロン酸を作る!】には、 コンドロイチンを摂取するのが 一番!と 思ってます。
【じゃあ、グルコサミンやコンドロイチンのサプリメントを飲めば、ヒザは治るのか??】
答えを先にいうと、、、それだけでは治りません (^_^;)
ヒザの関節は、関節包という袋に包まれてますが、これには血管は通っていません。。
だから体液がしみ込むことでしか、栄養が届きません。
筋肉には血管が通ってますので、積極的に栄養が運ばれますが、
じっとしいても、関節の軟骨には、再生の為の栄養が届かないのです。
関節を屈伸すると、初めて体液が軟骨にしみこみ、栄養が届きます。
特に、ヒザの軟骨は、体液の入れ替え速度が速く、
一歩 歩くたびに、スポンジがクシュクシュ収縮するごとく、
軟骨のコラーゲン繊維の隙間に体液が入れ替わり、栄養が補給されます。
そうです。適度に関節を動かすことで、初めて関節の軟骨に栄養がしみこむのです。
ただし、体重が重すぎたり、O脚があると、
栄養が届いて再生する速度より、すり減る速度の方が上回ります。
なので、ヒザを自らの力で 【原因の原因から治す】 為には、
【栄養補給】x【負荷の軽い関節の屈伸】x【(あれば)O脚矯正】が必要です。
【負荷の軽い関節の屈伸】で、もっともお勧めするのが、【自転車】です(^^)/
でも、注意しなくてはならないのは、ヒザをまっすぐペダルをこぐことです!!
よく、女性で、後ろから見ると、内股で乗っている人がいます。
こういった、内股こぎは、O脚で、関節が片当たりしますので、余計に軟骨が摩耗します。
また、シートが低いママチャリは、ヒザがきつい角度で曲がってます。
ヒザの角度が90度に近いと、ヒザの大腿骨側の骨頭の形状から、脛骨に対して 鋭く当たってしまうので、やはり軟骨の摩耗が進みます。
なので、ママチャリも、ペダルを一番下に踏み込んだときに 足が95%伸びるところまでシートを上げないと、軟骨が摩耗します。
そこを注意すれば、
【栄養補給】x【負荷の軽い関節の屈伸=自転車こぎ】は理想的です!!
当院では、 ゲスト様が どの様な原因で 膝痛が出ているかを見極めて、そのゲスト様に合わせた施術と指導をしております。
【あるゲスト様の事例紹介】
60歳女性 体操教室に通っているが、ヒザが悪く、座ることは出来なたったとのこと。
当院に通い、5回目で「正座が出来るようになりました!」と喜びの声が!(*^_^*)
体操教室の他のお仲間からも、「あら!正座が出来てる!」とうれしい指摘が!!
まとめの一言。
★「ヒザ痛の原因は一つではない。結果だけ緩和しても、原因の原因は無くならない」★
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:整体のご相談は、このストアに最終的には移動させていただきます。
★ 【O脚について】